こんにちは!coharuです♪
なにやら同じようなものをいくつも編んでるけど…
同じように見えるけど、実は少し違います!
通常の長編みの立ち上がりとは…
一般的に、長編みの立ち上がりには「鎖編み3目」が使われます。
編み方が簡単だし、わかりやすいので基本的には「鎖編み3目」で立ち上がりを編むのが一番いいと思うのですが、
使う毛糸や編み方によっては、立ち上がりの部分だけ編み目の違いが目立ってしまったり、両隣の編み目との間にすき間ができてスカスカになってしまうことがありませんか?
調べてみると、「鎖編み3目」以外にも立ち上がりを編む方法があるとのことだったので、さっそく編み比べてみました!
「鎖編み3目」で立ち上がりを編んだ場合
まずは一般的な「鎖編み3目」で立ち上がりを編んでみました。(赤丸で囲んだ場所が立ち上がりです。)
今回使用した毛糸が「少し太めの並太」の毛糸だったので、両隣の編み目とのすき間はそこまで目立ちませんが、編み目の模様の違いは少し目立つかなぁという感じですね。
ぱっと見でもこの辺が立ち上がりかな、というのが分かります。
細めの毛糸や、使用するかぎ針の号数を大きめにしてゆったり編んだ場合は、もう少しスカスカ感が出てしまうと思います。
Chainless Starting Double Crochet(CSDC)で編んだ場合
Chainless Starting Double Crochet=「鎖編みなしで長編みを編む」という方法で編んだ立ち上がりです。
(海外の方が数年前に考え出した編み方だそうです。スゴイ!)
編み目がほぼ長編みなので、まわりの編み目との違いはほとんど感じないですね。
編み目の太さも長編みと同じくらいなので、両隣とのスカスカ感もないです。
どこが立ち上がりなのか、ほとんど見分けがつかないね
「鎖編みなしで長編みを編む」立ち上がりの編み方
①針にかかっている輪を、長編みと同じくらいの長さまで引き出す。
あまり長く引き出しすぎるとたるんだ長編みになるので、気持ち短めの方がきれいに編めます
②針を反時計回りに1回転させ、針にかかっている輪を巻きつける。
最初に針にかかっていた輪がずれてしまわないように、右手の人差し指でしっかり押さえておく
③前段の終わりで引き抜いたところに針を入れる。
④針に糸をかけて引き出す。
⑤針に3本糸がかかった状態になる。もう一度針に糸をかけて、針にかかっている糸のうち2本を引き抜く。
⑥もう一度針に糸をかけて、針にかかっている2本の糸を引き抜く。
⑦「鎖編みなしの長編み」の立ち上がりが編めました。
⑧最後の目まで編めたら、最初の目(鎖編みなしの長編み)の頭に引き抜く。
「鎖編み3目」と「鎖編みなしの長編み」の立ち上がりを比較
「鎖編み3目」の立ち上がりよりは「鎖編みなしの長編み」の立ち上がりの方が、立ち上がりの部分が馴染んでいて目立ちにくいような気がしますね!
ですが、針に輪がかかった状態で針をくるっと回転させて糸を巻き付けるところが結構難しい…。
さらに、その状態で糸が針から外れないように抑えながら長編みを編む、というのがコツをつかむまではなかなかできませんでした。
何度か編んでいくうちに糸を引き出す長さや、糸を抑える力加減などが分かってきて、編みやすくなりましたが、慣れるまではかなり苦戦しました。
「鎖編み3目」の立ち上がりも、編み目の大きさや高さが揃っていれば立ち上がりが目立ちにくくなるので、慣れないうちは「鎖編み3目」の立ち上がりで編んだ方がいいと思います!
「鎖編みなしの長編み」の編み方(動画)
動画バージョンはこちら♪
立ち上がりが目立ちにくい長編み「鎖編みなしの長編み」の編み方(動画編)↓
感想
「鎖編みなしの長編み」の立ち上がり方
難易度 | |
総合評価 |
総合評価…個人的な満足度
やり方自体は難しくなさそうだったので、簡単にできそうだなと思い気軽にチャレンジしてみたものの、思った以上に難しくて、途中で心が折れそうになりました(泣)
最終的には無事に編めるようになって良かったです。
それにしても、「針に糸を巻き付ける」という、複雑な編み方を考えだせるところがすごいですよね~。
私もいつかは自分で新しい編み方を生み出すことができるのでしょうか…。
「鎖編みなしの長編み」以外にも、長編みの立ち上がりの編み方がいくつかあるので、他の編み方にもぜひチャレンジしてみたいです!
思った以上に難しかった…
その他の「長編みの立ち上がり」の編み方↓