こんにちは!coharuです♪
今日はどんな編み方をするの?
またまたすき間が目立ちにくい長編みの立ち上がり方に挑戦!
少し前に、すき間が目立ちにくくきれいに仕上がる長編みの立ち上がり方「鎖編みなしで長編みを編む方法」を知ってから、長編みの立ち上がりはその方法で編むことが多いのですが、往復編みで編む場合やっぱり少しすき間が開いてしまうことが悩みでした。
そこで、往復編みでもすき間が目立たない長編みの立ち上がりを探してみることにしました!
「鎖編みなしで長編みを編む方法」の詳しい編み方↓
すき間が目立ちにくい立ち上がりの編み方
「鎖編み3目」の立ち上がりよりきれいに編める、長編みの立ち上がりの編み方で試した、「細編み×2」の立ち上がりの編み方をベースにし、編み目の高さが揃うように調整してみました。
「細編み+中長編み」で立ち上がりを編む方法
①必要な数だけ鎖編みで作り目を編む。(今回は10目にしました。)
②作り目の最後の目の裏山に、細編みを1目編む。
*この時、立ち上がりの鎖編み1目は編みません。
③針に糸をかけ、②で編んだ細編みの足の左側1本に針を通し、針に糸をかけて引き出す。
(針に糸が3本かかった状態になります。)
④針に糸をかけ、針にかかっている3本の糸をすべて引き抜く。
⑤「細編み+中長編み」の立ち上がりが1目編めました。
⑥続けて、段の終わりまで作り目の裏山に長編みを編む。
⑦編地を裏返し、前段の最後の長編みの頭に細編みを編む。
*この時、立ち上がりの鎖編み1目は編みません。
⑧⑦で編んだ細編みの足の左側1本に中長編みを編む。
⑨2段目も「細編み+中長編み」の立ち上がりが編めました。
⑩同じようにして、好きな長さまで編んでいく。
出来上がった編地を見てみるとは
往復編みで10目6段まで編んでみました。
立ち上がりの目と隣の編み目とのすき間がほとんどないですね!
編み目が詰まっていて、編地の端までしっかりした仕上がりになりました。
立ち上がりの部分が少し横に出っ張っているように見えますが、往復編みなのでそこまで気にならないかなぁと感じました。
ちなみに、長編みの立ち上がりには「細編み+中長編み」が高さ的にちょうどよかったんですが、中長編みの立ち上がりには「細編み+細編み」がちょうどよかったです。
すき間がなくてキレイ!
3種類の長編みの立ち上がりの編み方を並べてみました
すき間が目立ちにくい順に、左から編地を並べてみました。
(左)細編み+中長編みの立ち上がり
(真ん中)鎖編みなしの長編み野立ち上がり
(右)鎖編み3目の立ち上がり
立ち上がりの目と隣の目とのすき間が少ないほど目が詰まっていて、しっかりした編地に見えますね!
こうして並べてみると、一番右側の鎖編み3目の立ち上がりの編地は、くたっとして少し頼りないような印象を受けますね。
同じ編み方で円を編んでみると…
同じ編み方で円を編んでみましたが、立ち上がりの右横の出っ張り部分が目立って微妙な仕上がりになりました。
個人的には、円を編む場合は「鎖編みなしの長編み」で立ち上がりを編むのが一番きれいに編めるような気がします。
感想
「細編み+中長編み」で立ち上がりを編む方法
難易度 | |
総合評価 |
総合評価…個人的な満足度
「細編み」と「中長編み」を重ねて編んだだけなので、編み方自体は「鎖編みなしの長編み」よりかなり簡単でした。
ただ、立ち上がりの右横の出っ張りが気になるので、円を編む時には使いにくく、往復編み専用の編み方かなぁという感じがしました。
往復編みは「細編み+中長編み」、円で編む時は「鎖編みなしの長編み」というように、使い分けるといいかもしれません。
かなりマニアックな内容になってしまったんですが、鎖編み3目の立ち上がり方以外を探している方の参考になれば嬉しいです!
結局、鎖編み3目の立ち上がりが万能なのかも…