伸縮性あり!うね編みで編んだ「リボン風ヘアバンド」

かぎ針編み ヘアバンド リボン風

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こんにちは!coharuです♪

今日は何を作ったの?

「うね編み」で編んだリボン風ヘアバンドだよ!

うね編みとは…

往復編みで細編みを編む時に、前段の頭の向こう半目(奥の方の鎖1本)のみを拾って編む方法。

編地の表と裏を交互に編むことで「畝(うね)」のような模様が出てくる編み方。

棒針編みの「ゴム編み」のような伸縮性のある編地に仕上がります。

輪編みで編む場合は…
  • 輪編みで編む時は、編み方の名前が「すじ編み」となる
  • 往復編みのように編地を表と裏の交互に返さず、編地の表だけを見ながら編んでいくので、拾わなかった手前の半目がすじ」のように表面にのみ現れる

編み方自体は同じですが、「往復編み」で編むか「輪編み」で編むかによって、全く違う編地になります。

「うね編み」と「すじ編み」の詳しい編み方↓

うね編みのリボン風ヘアバンド 材料

今回は、「細い毛糸」と「太い毛糸」の2種類で編んでみました

(左)細い毛糸の「おとなグラデーション」 (右)太い毛糸の「ニュアージュ」

細い毛糸のヘアバンド

  • セリア おとなグラデーションカラーNo.11 2玉
  • 5号のかぎ針

太い毛糸のヘアバンド

  • セリア ニュアージュ カラーNo.5 2玉
  • 10号のかぎ針

出来上がりサイズ

横(縫い合わせる前)完成後の内側の長さ
細い毛糸のヘアバンド8㎝28.5㎝55㎝
太い毛糸のヘアバンド6.5㎝27㎝52㎝

どちらも2玉分使い切れるところまで編みましたが、ニュアージュ(太い毛糸)の方が重量が少なかったので、一回り小さく仕上がりました。

*細い毛糸のヘアバンドを先に編んだのですが、少しサイズが大きかったので太い方のヘアバンドは横の長さを少し縮めました。

セリア「おとなグラデーション」と「ニュアージュ」について

2種類とも、色の違う毛糸2本をねじって1本にしたような、デザイン性のある毛糸です。

作り方(細い毛糸バージョン)

①鎖編みで150目作り目を編む。

②1段目は作り目の裏山に細編みを編む。

③2段目は編地を裏返し、「うね編み」で細編みを編んでいく。

うね編みの編み方

❶前段の頭の向こう側の半目だけに針を入れ、細編みを編む。

黄色の線…向こう側の半目 ←こちらを拾う!

赤色の線…手前の半目

❷同様に編んでいくと、畝(うね)」のような模様が出てきます。

④端まで編めたら編地を裏返し、同様に「うね編み」で編んでいく。

⑤端を縫い付ける分の毛糸を残し、2玉分編み切ったらヘアバンドの編地の完成です!

⑥編地の端をそれぞれ半分に折り、交互になるように重ねる。

⑦重ねた部分を残った毛糸で縫い合わせる。

上の写真では、編地の端から少し内側に入ったところを縫っていますが、その縫い方だとひっくり返したときにリボン部分が浮いてしまったので、編地の端ギリギリを縫った方がきれいに仕上がると思います。

⑧編地をひっくり返して形を整えたら完成♪

2種類のヘアバンドの比較

全く同じ編み方で2種類編みましたが、雰囲気が少し違いますね!

(上)太い毛糸のヘアバンド (下)細い毛糸のヘアバンド

作り目段数かかった時間伸縮性
太い毛糸のヘアバンド75目12段2時間
細い毛糸のヘアバンド150目26段7時間

まず細い毛糸から編んでみたんですが、毛糸が細いので当然なんですが作り目が多い!段数が多い!

編み終わるのにとてつもなく時間がかかってしまいました…。

そして、編み目をきつめに作ってしまったので横にあまり伸びないし、頭につけてみると窮屈な感じがしました。

また、出来上がりサイズが思っていたよりも大きくなってしまったので、編地の端を縫い合わせる時に端から1㎝ほど内側に入ったところを縫うことでサイズ調整したんですが、

縫い合わせたところをひっくり返したところにできるリボン部分がポコッと浮いてしまい、あまりかわいくない形に…。

なので、太い毛糸の方は以下の点を修正して編みました。

太い毛糸で編んだ時の修正ポイント
  • 使用かぎ針を推奨の号数より一つ大きくし、編み目がきつくならないように気持ちゆったり編んだ
  • 伸縮することを考えて、作り目は出来上がりサイズより一回り小さめのサイズにした
  • 編地の端を縫う時に、端っこギリギリを縫った

この3点を修正した結果、太い毛糸の方は細い方よりも伸縮性があり、リボン部分も浮きが少なくなりかわいいヘアバンドになりました!

欲を言えば、もう少し縦の長さがあった方が良かったなぁと思いました。

感想

細い毛糸&太い毛糸のうね編みのヘアバンド

製作時間細い毛糸→7時間 太い毛糸→2時間
難易度3.0
総合評価4.0
製作時間…作品を作るのにかかった時間 
難易度 …初心者でも簡単にできるかどうか 
総合評価…個人的な満足度

2種類編み終わってからの感想ですが、よくあんなに細い毛糸で編んだなぁ…という一言につきます。

というのも、編み始めた時はこんなに時間がかかるとは思わず、1日で編み終わるつもりが全然編み終わらず…。

2日に分けて編んだんですが、一気に編みすぎたようで翌日首と肩がガチガチに…。

3~4日間、首が痛すぎて思うように動かず、振り向こうとしたらロボットみたいな動きになりました(汗)

その後、太い毛糸で編んでみましたが、思った以上にあっという間に編み終わってビックリ!

しかも太い毛糸の方がうね編みのデコボコ感が目立ってかわいい…。

サクッと編み終わりたい場合は、断然太めの毛糸&太めの針でザクザク編むのがおすすめです。

かぎ針編みを始めて、ここまで首や肩がガチガチになったのは初めてだったので、何日かは大変な思いをしましたが、細い毛糸で編む場合は、早く編み終わりたい気持ちを抑えて、何日かに分けてちょこちょこ編む!ということが勉強になってよかったです…。

何事も「ほどほど」が大切ですね…