こんにちは!coharuです♪
かぎ針編みを始めて、早いものでこの冬で3年目に入りました。
今まで教室に通ったり、人に教わったりしたことはなく、本やインターネット・YouTubeなどから情報を得て、独学で編み方を覚えてきました。
バッグやがま口ポーチを中心に、ブログに載せていない作品を含めると、約2年間で50作品以上編んできました。
今回は、作品を編む中で気づいた「かぎ針編みで編み間違いを減らし、きれいな編地を編むコツ」を5つに分けてまとめてみました。
まずはきれいな編地を編むための第一歩、というような簡単なことばかりなので、かぎ針編みを始めたばかりの初心者さんの参考になればいいな、と思っています。
初心者さん向け!かぎ針編みの5つのコツ
初歩的な部分が多いですが、個人的には結構重要なポイントだと思っている、「編み間違いを減らし、きれいな編地を編むコツ」を5つに分けてまとめてみました。
- かぎ針の握り方を統一する
- 1目ずつor1段ずつ編み目を確認する
- 頭の中で目数を数えながら編む
- テンポよく、リズミカルに編む
- 疲れている時、眠い時は編まない
1つずつ、詳しく解説していきます!
1.かぎ針の握り方を統一する
かぎ針の握り方は、大きく分けると「ペン持ち」と「ナイフ持ち」に分かれます。
持ち方 | 特徴 |
ペン持ち | ペンを持つときのように親指・人差し指・中指でかぎ針を持つ方法。針先を細かく動かしやすい。 |
ナイフ持ち | ナイフを持つときのように指先で握る(包む)ようにかぎ針を持つ方法。力が入れやすく、太め・固めの糸が編みやすい。 |
編む時の力加減にもよりますが、一般的には「ペン持ち」は編み目の頭の部分が締まった(小さい)編み目になりやすく、「ナイフ持ち」は編み目の頭の部分が緩んだ(大きい)編み目になりやすいと言われています。
握りやすさ・編みやすさはそれぞれ好みがあると思うので、どちらの握り方が良い・悪いということではなく、1つの作品を通して同じ握り方にしておいた方が編み目の見た目や幅・高さが揃いやすくなります。
日本では「ペン持ち」が主流なので、編み物の本でも「ペン持ち」の方法が紹介されていることが多いのですが、「ペン持ち」は針先を細かく動かせる反面、長時間編んでいると手首が疲れてくることがあります。
逆に、「ナイフ持ち」は編む時に手首を動かすことが少ないので、「ペン持ち」より手首が疲れにくいです。
手首が疲れたからという理由で、編地の途中でかぎ針の持ち方を「ペン持ち」→「ナイフ持ち」に変えてしまうと、一見きれいに仕上がったように見えても、よく見ると編み目が不揃いでなんとなく不格好な編地になってしまいます。
なので、1つの作品が完成するまでは同じ握り方で編むのがおすすめです。
手首が疲れたらいったん休憩!
2.1目ずつor1段ずつ編み目を確認する
初心者の頃は同じ力加減で編むことが難しいので、編み目がきつく(小さく)なりすぎたり、逆に緩く(大きく)なりすぎたりすることが多々あります。
編んでいる時はとても楽しいので、ついつい夢中になって編み進めてしまいますが、しばらく編んだ後に編地を見てみると、編み目の大きさが揃っていない不格好な編地になっていることもしばしば…。
そうならないために、1目編んだら上下左右の編み目と見比べて、編み目の形や高さ、幅が整っているかチェックしてから次の目を編むようにするのがおすすめです。
ある程度整った編み目が編めるようになってきたら、1目ずつチェックするのではなく、1段ずつチェックするようにすると、時短になるかなと思います。
編み目をチェックしている時に、すごく変なわけじゃないんだけど、なんとなく気になる…という時がたまにあるのですが、ここをスルーして編み進めてしまうと、しばらく編んだ後に「やっぱりこの一目が気に入らないから編み直し!」となることがあります。
なので、少しでも気になる時はその場で編み直した方が結果的には早く編み終わることができると思います。
あの時編み直してれば…と思うことって結構あります
3.頭の中で目数を数えながら編む
気づかないうちに編み目を飛ばしてしまって、編地が小さくなっちゃった…という失敗をしたことがありませんか?
編み目を飛ばさないためには、1目編むごとに「1目め、2目め…」と頭の中で編み目の数を数えながら編んでいくのがおすすめです。
編み目を数えながら編んでいくと、万が一編み目を飛ばして編んでしまっていても、段の終わりで編み目が足りていないことに気づき、すぐに編み直すことができます。
模様編みの場合も(例)「長編み5目で1模様」というように、模様編みに使う編み目の目数が決まっていることが多いので、1模様編むたびに「長編み1目め、2目め…」という風に編み目を数えていくと編み間違いが起こりにくいです。
後で気づいて編み直すのは、とっても大変…
4.テンポよく、リズミカルに編む
2と3ができるようになったら意識してほしいのが、「テンポよく、リズミカルに編む」ことです。
かぎ針編みは「糸を針にひっかけて引き出す」、「針にかかっている糸を引き抜く」などという細かい作業が多いです。
この時に引き出した糸の長さや、糸を引き抜く時の力加減などによって編み目の形や大きさが変わってしまいます。
一定のリズムでテンポよく編むことで、引き出す糸の長さや引き抜く時の力加減が安定し、編み目が揃ったきれいな編地が編めるようになります。
どのぐらいのテンポ・リズムで編めばいいのかについては個人差が大きいと思うので、練習用の毛糸で何度も編んでみて、編みやすいテンポ・リズムをつかむのがいいかと思います。
リズミカルに編めるようになると編むスピードも上がります!
5.疲れている時、眠い時は編まない
仕事や家事などの合間、寝る前のひと時など、日常生活の空いた時間に編み物をすることってありますよね?
元気な時は良いのですが、疲れている時や眠い時は集中力がかけているので、編み間違いをしやすかったり、編む時の力加減やリズムがばらばらになり、編み目が不揃いになりやすいです。
編み始めた時は元気だったけど、編んでいくうちに疲れて眠くなってきた…という時もいったん編むのをやめて、休憩してから再度編み始める方が、結果的には時短になって、きれいな編地を編むことができます。
私も早く編み終わりたいと思い、寝る前に少しだけ編み進めようと、うとうとしながら編んだ結果、翌日に編んだものを見てびっくり!
編み目は揃っていないわ、編み方自体まちがえているわで、結局一から編み直し…なんてことがしばしばありました。
それ以来、眠い時は潔く編むのをやめて、さっさと寝るようにしています。
早く完成させることを目標にするのではなく、編み終わるまでの過程を楽しみながら、余裕をもって一目一目編んでいくと、作品に対する愛着も倍増しますよ!
無理は禁物!
感想
編み間違いを減らし、きれいな編地を編む5つのコツ
難易度 | |
総合評価 |
総合評価…個人的な満足度
どれも難しいことではなく、簡単にできることばかりなんですが、かぎ針編みを始めた頃はそんなこともわからず不格好な編地を編んではほどいて編み直し、ということを繰り返していました。
何度も失敗を重ねることで少しずつコツをつかむことができ、最近になってやっとまともな作品が編めるようになったかな、と思えるようになってきました。
とはいっても、まだまだうまく編めないところも多いですし、相変わらず編んではほどいて編み直し、を繰り返す日々を送っています。
少しずつですが、自分が編みたいと頭の中でイメージしたものを形にできるようになってきたので、これからもいろいろな編み方に挑戦して、もっといろいろなものが編めるようになりたいなぁと思っています。
かぎ針編み初心者の皆様も、一緒に楽しみながら腕を磨いていきましょう♪
うまくできても、失敗しても楽しいのがかぎ針編み♪